369: 名無しさん@おーぷん 20/10/30(金)12:18:32 ID:???

愚痴です。
乳癌の診断を受けて抗がん治療、放射線治療などに忙しかったけど
通院が一段落して日常生活に少し余裕が出てきてから友人A子に打ち明けた。


A子も乳癌手術を受けた事がある人だが、彼女はステージ0期の超早期発見で
温存手術と放射線治療を受けたそうだ。
それはA子自身から聞かされて知ってたけど、
だからと言って相談したい気持ちにはなれなかった。
と言うより、私自身がなかなか気持ちの整理がつかなくて。
私はステージⅢだったから、私には「0」と「Ⅲ」の差はとてつもなく大きかったの。
実家の母の具合が悪くてしばらく忙しい、落ち着いたら連絡する、ってことにしてあった。
本当はまだしばらく会いたくなかった。髪の毛や眉毛が抜け落ちて元に戻ってないし。
だけど一ヶ月ぐらい前から「気分転換したほうがいい」って盛んに
GOTOトラベルに誘われて、ちゃんと話そうと決心した。


で、打ち明けたらA子すごく怒っちゃった。
いや、黙ってたことは申し訳なかったと思う。
友達として信用してなかったわけじゃないけど
逆の立場だったら話してほしかったって思う気持ちも分かる。
でもA子に言われたことがいちいち腹が立った。
「一言言ってくれればいくらだってアドバイスできたのに」とか
「言ってくれなかったってことは、私の癌は軽いもんだったとでも思ってたわけ?」とか
「私だってショックだったよ。癌にどっちが辛いとかそんなのないと思う!」とか言われて
その都度「ごめん」って謝るしかなかった。
本音は、でも実際にこのステージの違いは大きいよって思ったし
私もステージ0だったらこんなに悩まなかっただろうし、人にも話せたと思う。
温存と全摘の違いも大きい。
抗がん治療を受けずに済んで、髪が抜けることもなかったA子とは何からなにまで違うと思う。
話さなかったことが余程腹が立ったのか、もしかしたら話してくれなかったことが
ショックだったのか、とにかくその日は怒って帰って行った。
(私の自宅に来てもらってました)
友達なのに話さなかった、内緒にしてた、嘘をついてた。
自分が悪いと思いつつ、でもいつか嘘をついた私の気持ちを理解してくれるだろうと
思っていたが、昨日A子からメールが来て、話してもらえなかったことが
いかにショックだったかが綴られ、最後に
「もう以前のようには付き合えないと思うから、連絡先を消してほしい。私も消すから」
と書かれていた。
私がついた嘘はそこまで怒らせるほど酷い嘘だったとは正直思えないんだ。
どうしてもあの時は話せなかったのだから今更どうしようもない。
もう友達に戻れないと言うのなら、受け入れようと思う。


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