63: おさかなくわえた名無しさん 2012/11/04(日) 12:04:16.05 ID:q0QLq1r1

高校生の頃、近所に住んでた奥さんの夜逃げ同然の引っ越しを手伝った事。 

文化祭の振り替え休日で休みだった日に、近所の奥さんが荷物を物凄い勢いで 
車に詰めてる所に遭遇した。 
あんまりにも急いでいたし、私はその辺に買い物に行こうとしてただけなので 
何の気なしに「手伝いましょうか?」と声をかけた。 
その人は本当に?お願いしてもいい?と言うので、運動部で重い物持ち慣れてるし 
いいですよーと気楽に引き受け、そんなに荷物は無かったけれども手伝いをした。 
車に乗り込む時に「一つだけお願いがあるの。絶対に誰にも言わないでくれる?」と言われ 
別に深く考えもせず「いいですよ。秘密ですね。」と安請け合いをした。 

その日、夕飯を食べている時に、その家の旦那とその母親が血相を変えて我が家にやって来た。
母親が対応したのだけど、声がでかいので内容丸聞こえ。
「ウチの嫁がいなくなった!!」「体調を崩しているのに荷物を全部持って出て行った!」
「ケータイも何も通じないし、どこに行ったかも何もわからない!!」
「お宅にウチの嫁が逃げ込んでないか?」等々。
まだ嫁姑問題なんて全く分からなかった私ですが、あの正気の沙汰とも思えない旦那さんと
その母親の血相に恐れをなし、自分が引っ越しを手伝ったとは口が裂けても
言ってはいけないと思い、そのまま今に至ります。

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