【前編はこちら】

73: 名も無き被検体774号+ 2012/03/11(日) 20:32:33.62 ID:vmgblQ6a0

翌日、旦那を連れて私の車で大学病院に行った 
旦那を心配したその大学の助教授の昨晩の生徒さんが、休みを取って一緒に付き添ってくださった 
CTとMRIを取って、医師の診断を待つ 
生徒さんのいない時は私が旦那に何の検査をするのか説明しなくてはならなくて、自分の英語力の無さに涙が出そうだった 
途中からは生徒さんが通訳としてついてくださったので、とても助かった・・・ 

担当医師はアメリカのデューク大学で働いていたことがある方だったため、英語が話せた
旦那に英語で説明をする
開頭してみないとはっきりは言えないが、まず悪性脳腫瘍で間違いないだろうとのことだった

旦那「余命はどのくらいですか?」
医師「それは・・・とても応え辛い質問ですが・・・何もしなければ1ヶ月以内に歩けなくなるでしょう。余命は1年程度だと思います」

旦那はアメリカの兄にまず相談して、アメリカで手術を受けたいと答えた
医師が紹介状を書いてくださった 
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