86: ナナシ一号 ◆hanwM2E4hc 2005/07/27(水) 02:10:56 ID:ABMgSxV2
同僚の在日A(以後A)と初めてコンビを組まされた時の事です。 
それまでは、先輩と組んでいたんですが、社長直々に「ナナシ一号は、今日からA君と組んで貰う」とのお達し。 
それで、いろいろな事を教えてくれていた先輩と離れ、Aが俺の相棒となった訳です。 
初めて、Aとコンビを組んで管理の仕事をした時のことでした。

俺「なぁ、俺の管理の道具一式返してくれないか?」 
A 「言いがかりを付けるなニダ。ちゃんと返したニダよ」 
しかし、管理道具は何処にも見当たらないんです。車は一台だけで管理などに必要な道具を積んでいるため、隠せる場所なんて何処にもありません。 
俺「んな事言っても、見当たらないぞ?どこら辺にやったんだよ」 
A 「車の中ニダ。」 
俺「いや、だから無いんだって、あの道具一式は俺の自腹なんだぞ」 
A 「管理道具の管理責任は、ナナシ一号ニダ。ウリの責任ではないニダ」 
という、話し合いの末にAを相手にするのは時間の無駄と知り、自分で探し始めたんです。 
探している途中。Aが「道具なんてどうでも良いから、早く帰るニダ」と騒ぎ始めたが、 
車の鍵を持っているのは俺なので、無視してしばらく探し続けると、見つかったんですよ。 
管理道具一式が、山の一番上に投げ捨ててありました。 
その事をAに問い詰めると、「なおしたつもりだった。悪気は無かった。もうしない。許してくれ」と謝りはじめたので、 
こんなに謝ってるんだし。もう二度としないだろう。と思い許したんですが、 
このドアホは、幾度と無く人が自腹で買った管理道具を、山の中に放置したり紛失してくれやがりました。 
もはや、こいつには貸さんと思っても管理道具を持っているのは俺だけで、貸さなければ仕事にならない。 
貸したら貸したで、帰ってこない。最後には自分で買うのが馬鹿らしくなり買うのを止めたら、 
社長から、「道具の管理ぐらい確りしてくれ。タダじゃないんだぞ」と怒られ、 
それ以来、アヤツには管理道具を入れる土嚢袋を必ず携帯させるようになりました。 
まぁ、それも、余り効果的ではなく、ただ、俺が見つけやすくなった。てだけなんですけどね。 


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