497:あなたのうしろに名無しさんが・・・03/03/12 01:15

うちの近所に古い家がありまして、老夫婦が住んでいました。

お婆さんは去年までご存命でしたが、
お爺さんは15年ほど前、僕が小学校を卒業する前に亡くなりました。
偏屈のカミナリ親父として有名な人で、
すぐ目の前の空き地で野球やサッカーをしてボールが敷地に入ってしまったときなんて、
ほんとに漫画のように「コラー!」って良く思い切り怒号が飛んできたりしました。

僕が4年生くらいのことだったと思います。
賞を貰ったとかでお爺さんがとても大切にしていた盆栽をサッカーボールで木っ端微塵にしてしまったことがあります。お爺さんはあまりのショックで怒鳴るどころか寝込んでしまい、さすがの両親も驚いて菓子折りを持って謝りに行きました。

僕も一緒に謝りに行かさせられたんですが、そのときのお爺さんは
いつものカミナリ親父とはまるで別人のように生気が抜けてしょんぼりしてしまっていて、
僕も子供ながらに罪悪感でいっぱいになってしまいました。
お爺さんはそれからしばらく寝たきりになりました。

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