797: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/10 11:00
いつもの通勤時間、俺は中央線のラッシュにもまれていた。
たぶん中央線でもっとも自サツが多いといわれている
あの場所にさしかかった。
俺の乗っている車両は5両目くらい。
ちょうど真ん中くらいだったろうか?
つり革につかまってぼーっと外を眺めていると
前触れもなく急ブレーキ。
人の波が激しく打ち寄せ、
将棋倒しのような状態になった。
なんだ?嫌な予感がしていたが
その場から起き上がり放送に耳を傾ける。
「ただいま先頭車両がなにかと接触したようです。
調査しますのでしばらく停止します」
とのことだった。なにかって…
長くかかりそうだったので
カバンから本を取り出し読もうとしたそのとき
俺の右側のほうでOL風の女が外を指差して叫んでる。
マジで?一気に身体は硬直して
冷や汗みたいなものが流れるのを感じた。
次々と乗客が叫び声をあげる。
話の種でも見たくなかったが誘われるように
ドア付近へ移動して下を覗き込んだ。
見なきゃよかった…タヒぬほど後悔した…
タヒんでる状態の女と目が合ってしまった…
何か言ってるけど聞こえないフリをした。
もうパニック状態だった。
急いで車両の真ん中に戻ったけど
顔が焼きついて離れない。
ただ何を言いたかったのかが
妙に気になってもう一度見に行こうと思ってしまった。
行かなければいいのになぜか足は止まらない。
女は少し移動していた…
どうやって移動したんだろう?
現場から30cmほど線路から離れるように。
女はうつむいていたので表情は見えなかった。
しばらくして再び放送が入り、
人身事故のタヒ体回収作業のためしばらく停止するらしい。
バケツとビニール、トイレに置いてあるような
はさむ道具?を持った人達があわただしく動き回っている。
その中の1人が女に気がつき回収にきた。
挟むには大きすぎて持ち上げることになりました。
嫌そうに持ち上げたとき
女は口を開けて笑っていました…
今でもその時のことは忘れられません。
たぶん中央線でもっとも自サツが多いといわれている
あの場所にさしかかった。
俺の乗っている車両は5両目くらい。
ちょうど真ん中くらいだったろうか?
つり革につかまってぼーっと外を眺めていると
前触れもなく急ブレーキ。
人の波が激しく打ち寄せ、
将棋倒しのような状態になった。
なんだ?嫌な予感がしていたが
その場から起き上がり放送に耳を傾ける。
「ただいま先頭車両がなにかと接触したようです。
調査しますのでしばらく停止します」
とのことだった。なにかって…
長くかかりそうだったので
カバンから本を取り出し読もうとしたそのとき
俺の右側のほうでOL風の女が外を指差して叫んでる。
マジで?一気に身体は硬直して
冷や汗みたいなものが流れるのを感じた。
次々と乗客が叫び声をあげる。
話の種でも見たくなかったが誘われるように
ドア付近へ移動して下を覗き込んだ。
見なきゃよかった…タヒぬほど後悔した…
タヒんでる状態の女と目が合ってしまった…
何か言ってるけど聞こえないフリをした。
もうパニック状態だった。
急いで車両の真ん中に戻ったけど
顔が焼きついて離れない。
ただ何を言いたかったのかが
妙に気になってもう一度見に行こうと思ってしまった。
行かなければいいのになぜか足は止まらない。
女は少し移動していた…
どうやって移動したんだろう?
現場から30cmほど線路から離れるように。
女はうつむいていたので表情は見えなかった。
しばらくして再び放送が入り、
人身事故のタヒ体回収作業のためしばらく停止するらしい。
バケツとビニール、トイレに置いてあるような
はさむ道具?を持った人達があわただしく動き回っている。
その中の1人が女に気がつき回収にきた。
挟むには大きすぎて持ち上げることになりました。
嫌そうに持ち上げたとき
女は口を開けて笑っていました…
今でもその時のことは忘れられません。