【後編はこちら】
1: 以下、名無しにかわりましてジューシーがお送りします 2010/12/11(土) 19:52:48.90 ID:g1NIKjq0O
僕には幼なじみがいます。名前は菜穂って言います。ほんと、ロクでもない女です。
色白で黒髪が似合い石原さとみに似てて可愛いけどロクでもないです
菜穂がいなければ僕の人生は全く違った物になってたと思います
頑張る意味も人を好きになる事も色んな事を教えてくれたけどロクでもないんです
何がロクでもないかを伝えるには一つ一つ書かないとイケないので聞いて下さい

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 19:53:37.94 ID:hc+SzhZvO
(´Д`)

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 19:55:52.92 ID:g1NIKjq0O
幼なじみの菜穂のロクでもなさを覚えてる限り順番に書きます
【物心ついた頃】
僕の中の一番昔の記憶にすでに菜穂は登場してる。
隣の隣の家に住む女の子。
僕より7ヶ月早く生まれた同級生。
いつも隣にいた、僕の記憶にない所でも、それこそ赤ちゃんの頃の写真だって事あるごとに菜穂が写ってる。ほんとロクでもないな。
人の小さな頃の大切な写真にいつも一緒に写ってくれるなんて
ほんとロクでもないヤツだ

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 19:59:03.61 ID:g1NIKjq0O
【5歳くらいの時】
僕と菜穂は同じ幼稚園に通っていた。
菜穂は僕より7ヶ月も前に生まれてるからいつもお姉さんみたいだった
僕はこの頃からいつも泣き虫でした。
朝、幼稚園に着いたらもう母ちゃんに会いたくなり門の前でエーンエンと泣いていた、そんな時いつも決まって菜穂が来て手をつないで教室まで連れていってくれた。優しかった。
よくままごとをしてくれた。
いや、してくれたというより大のままごと好きの菜穂に付き合わされていた。
「はいご飯ですよ」って渡された泥だんごを食べたがまずかった
土はおいしくない、それを教えてくれた
記念すべき人生で初めての女の子の手料理を泥団子にしてくれた
菜穂なんてロクなヤツな訳がない

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:03:11.86 ID:g1NIKjq0O
【小学校1年生の時】
事件が起こった、それは小さな僕にはあまりにも大きな事件でした。
菜穂が大好きだった。
だから学校に行く時も帰りもいつも手をつないで帰ってた。
ある日の帰り道、上級生にいじめられた。
上級生は3人で
「いやぁいやぁい、女と手つないで歩いてらぁ」と僕達をからかった。
ついには菜穂が泣き出した。
もちろん泣き虫の僕が泣かない訳がない。菜穂に続いて泣いた
次に上級生達は菜穂をからかって「こいつ泣いてらぁ」って菜穂をつついた。
…菜穂がやられる。泣いてる場合じゃない。
僕はランドセルを振り回し、渾身の力で戦った
ランドセルはボロボロになりドブに落ちて使い物にならなくなったけど、菜穂は助かった
泣き止まない菜穂を「泣いちゃダメだよ」って泣きながら家に連れて帰ったんだ
いつも手を引っ張られてるからこの時ばかりは一生懸命手を引っ張って連れて帰った
でもこの日から、また菜穂がいじめられちゃイケないと思い菜穂とは一緒に帰らなくなった
ランドセルはなくなった。
学年で一番早くランドセルがなくなった生徒は僕だった
こんな不名誉な記録を樹立させ
大好きな菜穂と一緒に帰らないと僕に決断させた菜穂はロクなヤツじゃない

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:04:53.34 ID:O0OsTApo0
うんうん、で?

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:06:03.56 ID:I6IQbF2G0
なんだななちゃんの話か
ろくでもないだけに

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:06:07.35 ID:g1NIKjq0O
【小学校2年生の時】
菜穂とは一緒に帰らなくなったけど、とても思い出深い事がある
町内会で行ったホタル狩りだ。
もみじ狩りとかホタル狩りとか見に行くだけなのになんで狩りって言うんだろう。
そんな事は気にせずに、楽しかった。
バスの席で菜穂が隣に座ってくれたからだ。
「あぁこうやって菜穂が隣にいてくれるの久しぶりだなぁ」って嬉しくて。
バスの車内、菜穂はよく僕に腕組みをしてくれるから僕は嬉しくてはしゃいだ
帰りのバス、あまりにもはしゃいだ僕は菜穂の服に捕まえたカエルを入れたら菜穂は怒って口を聞いてくれなくなった。
何を言ってもだんまりしてるから仕方なく反対隣に座ってた一年生のエミちゃんとはしゃいでいた
すると菜穂は急に
「ねぇ、仲直りしようよ」って言ってくれて仲直りした。
今考えたらスネたりヤキモチやいたりとロクでもない女だ。

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:07:34.94 ID:g1NIKjq0O
【小学校3年の時】
あぁ…また事件を起こしてしまった。
それは菜穂や他の友達と近くの川原でかくれんぼをした時の事だった。
僕は誰も見つけられない所に隠れてやろうと、遠くの水門の裏に隠れた
誰も見つけに来ない…1時間しても…2時間しても…誰も
しばらく見てたら、大騒ぎになってた。出るに出れなくなった
そのうち大人達も出て来て大捜索になっていた。
母ちゃんも来てる、これはめちゃくちゃ怒られる。出る訳には行かない。
夜になるまで隠れてた。ようやく見つけた人がいた。菜穂だった
菜穂は泣いていた。もちろん僕も大泣きですよ。
僕が「怒られるの嫌だからもう一生ここで暮らすから帰って」と言うと
「大丈夫だよ、怒られないからおいで」って手を引いてくれた
菜穂は真っ先にうちの母ちゃんの所に向かい
「絶対に怒ららないで」って言ってくれた
こんな時、母ちゃんは決まってめちゃくちゃ怒るのに、
菜穂がそう言ってくれたので怒られなかった。菜穂のおかげで助かった。
ていうか、もっと早くに見つけてくれればよかったのに
ほんとロクでもない女だ

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:08:07.51 ID:g1NIKjq0O
合間にレスありがとうございますね
ではどんどん書いていきます

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:09:10.98 ID:Ur3tMPT/0
いや待て、SSだよなこれ?

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:10:22.08 ID:g1NIKjq0O
>>13

いえ本人です

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:11:09.61 ID:g1NIKjq0O
【小学校4年生の時】
菜穂とは1年から4年まで違うクラスだった。
4年生の林間学校、みんなで田舎に泊まった夜の事。
クラスの男子の一人が
「みんなの好きな子言い合おうぜ」と言い出した。
Aくんが「え、俺、菜穂ちゃんが好き」と言った。
なんか…ヒヤッとした。じゃぁBくんも「あっ俺も菜穂ちゃんだ」と続いた
C「あっ俺も菜穂ちゃん」D「菜穂ちゃん」E「俺も」F「菜穂ちゃん」菜穂ちゃん菜穂ちゃん菜穂ちゃん………
なんだよこれは…みんな菜穂かよ…
確かに、菜穂は勉強も運動もできて優等生で顔も可愛かったからモテるのは仕方ない
でも…まさかここまでとは…
誰かが僕にこういった「どうせお前が好きなのも菜穂ちゃんなんだろ?」
この言い方が気にいらなかった「どうせお前も」って
僕はみんなと同じ温度で菜穂を好きなんじゃない大好きだ…
…そうとは言い出せなかった。
幼なじみの僕が菜穂を好きと言うとみんなにライバル視されるかな…恐いな
僕はこう言った「え…違うよ、俺が好きなのは、え、黒岩先生だし」
黒岩先生、それは、もう教頭先生になるんじゃないかと思うほどの熟女先生である
笑い声とともに誰かがこう言った「そうだな、お前には菜穂ちゃんは無理だな」
「あー、あはは、そうだね」ってヘラヘラしてた。
まぁ何事も平和が一番だ。
うん、平和主義が一番だ…うん…うん
ほんとはとても悔しかったけどこの時の僕なんてこんなもんだ
こんな決断にさせた、菜穂なんてどうしようもなくロクでもない

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:14:23.29 ID:g1NIKjq0O
【小学校5年生の時】
小学校5、6年は初めて菜穂と同じクラスになれた
「やっと同じクラスになれたね」って言ってくれた菜穂は僕より背が高かった。
僕なんて背の順、前から3番目のチビ。菜穂には見下ろされていた
5年生の時、[小説を書きましょう]という課題で小説を書く事になった
大して書きたい事も浮かばない僕は菜穂に
「俺、菜穂を主人公にして書くよ」って言ったら
菜穂
「ほんとに!?うん、うん、書いて書いて」ってなんか喜んでるみたい。
早速小説を書いた。原稿用紙18枚。当時の僕からすれば超大作となった。
内容はひどかった。菜穂はどこかのお城のお姫様。
退屈な城を抜け出しモンスターを倒して行くみたいな
あからさまにゲームの影響を受けた内容でひどかった
菜穂は進む度に原稿をチェックしてくれてワクワクしてくれたが、大したオチも思い浮かばずひたすら飽きそして急に恥ずかしくもなったのでストーリーとは全く関係なく突然「そして菜穂姫はロケットに繋がれて宇宙に飛ばされ星になりました、おしまい」という一行を書いて物語をあまりにも突然に強引に終了とした
「もうちゃんと書いてよー」って菜穂はムッとしてたけど
最初の一行にかいた
「菜穂姫は世界一可愛いお姫様」ってフレーズはずいぶん喜んでたみたい
どちらにしろ人の作品にケチをつけるなんてロクなヤツじゃない

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:17:25.24 ID:g1NIKjq0O
【小学校5年生の時】
夏休みの宿題なんてやった事なかった。
やらなければ先生に怒られる。
みんなはこうやって考えるけど怒られるのが得意な僕は「怒られるくらいでやらなくて済む」くらいに考えてた
ただ5年の夏休みにはいい事を思いた。
勉強ができ真面目で宿題なんか簡単に済ませてる菜穂に見せてもらえばいいんだ
あとは見せてもらうだけシメシメと菜穂の家に行った

僕「菜穂、宿題という物をやりたくなったので答見せて!!」

菜穂「いやだよ、あのね、宿題は写しても意味ないんだよ?」

僕「わかった、じゃぁいいや、やらない事にするよ」

菜穂「それもダメだよ、教えてあげるから部屋においで!」ってやらされるハメに…
大きな家の菜穂の広い部屋でお勉強。宿題だけでいいのに

菜穂は俺は国語だけ他の教科よりできるとか言い出して
宿題とは別に国語だけみっちりやらされた
菜穂の家で二人っきりの時間。
僕は宿題や国語はどうでもよかった、ただ少し大人になった菜穂がブラジャーを付けていたのに気づいて鼻血が出そうになった
この時生まれて初めて誰かに女性というものを意識した
毎日毎日勉強した夏休みの明けの国語のテストは人生で初めて100点取れた
やりたくない勉強させるとかロクでもないやつだ

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:20:35.92 ID:g1NIKjq0O
【小学校6年生の時】
背が小さかったのが悔しかった
中学校に入学した時は142cmのチビって覚えてるから6年生もチビだった。
そんな僕でも跳び箱は大の得意だった、身長のわりにはずいぶん高い段を跳べる
でも、背の高い人よりは高く跳べない。だから悔しかった
「俺だって背が高ければ負けないのに」
だからバック転でもできるようになって見返してやりたかった
毎日昼休みこっそり抜け出して体育館で練習してた
でも段を使うとできるのに平たいマットの上じゃなかなかできずにいた
そんなある日、毎日こっそり抜け出す僕を不審に思った菜穂がこっそり体育館まで着いてきてた
菜穂「ねぇねぇ、いつも抜け出して何してんの?」俺「え?え?何もしてないよ」
出されてたマット見て。菜穂「何か練習してるの?」俺「あ、バック転だよ」
菜穂「え、やってよ!」俺「やだよ」菜穂「やってよ」俺「やだよ」菜穂「もぅ…」
俺「わかったわかった明日やるよ、明日」そう言った。
明日だ明日。明日菜穂に見せないとイケない、タヒぬほど練習しました。
何回もあたまぶつけながら
次の日、菜穂の前でやったら見事一回で成功しました。
菜穂「すごーい!!絶対運動神経いいと思ってたんだ。パチパチ」って拍手してくれた
無理な事だって菜穂の為ならできる気がしたんだ。
でも練習中ぶつけた頭は痛かった…菜穂なんてロクなもんじゃない

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:23:15.88 ID:g1NIKjq0O
【小学校6年生の時】
修学旅行の夜

Aくん「好きな子言い合おうぜ、俺は菜穂ちゃん」

Bくん「俺も菜穂ちゃん」Cくん「俺も」Dくん「菜穂ちゃん」E「菜穂ちゃん」F「菜穂ちゃん」菜穂ちゃん菜穂ちゃん…
「お前は?」
俺「く…黒岩先生」
林間学校の夜から一年たった黒岩先生は
ますます熟女っぷりに磨きがかかっててますます教頭先生候補だった
ロクなもんじゃない

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:26:02.68 ID:g1NIKjq0O
【小学校6年生卒業式】
楽しかった小学校も終わり卒業式を迎えた
菜穂は昔からピアノをやってたからピアノを弾く係だった。
泣いてた。
みんな、同じ中学に行くのに何を泣く事があるんだろう。
俺は
「なぁなんでみんな同じ中学なのに泣く事があんの?」ってからかってた
菜穂「なんか、わからないけど想い出が詰まっててジーンとくるんだよ」うーん、よくわからない
菜穂「ねぇ、一緒に写真撮ろうよ。」
写真の顔は笑ってた
また人の想い出の写真に入ってくるなんてロクでもないやつだ

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:29:19.38 ID:g1NIKjq0O
【中学1年生の時】
菜穂とは別々のクラスになった、隣のクラスでした
中学になると菜穂の人気も沈下するかなと淡い期待を寄せてたけど
その期待とは逆に菜穂の人気は以前にも増してますますあがっていた
「へぇ人気者の菜穂か…」菜穂が少し遠い人になった気がしてた
菜穂が好きだって人が増えるとその菜穂の幼なじみの僕はよく使いっパシリにされました
菜穂へ手紙を渡して欲しいとかで僕はよく男子に郵便配達員にされていた
手紙を持って行くと菜穂には微妙な顔された、時にはため息さえつかれた
そうだよな、人伝いにラブレター渡されてもこんな感じだろう
そのうちわざわざ渡しに行ってそんな顔されるのは面倒くさいし
頼まれた手紙は受けとるだけ受け取って学校の掲示板に貼りに行ったりしてた
何やってんだか
幼なじみの郵便配達員を暴走させた原因になる菜穂なんてロクなもんじゃない

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:32:55.11 ID:g1NIKjq0O
【中学1年生の時】
菜穂が人気者のせいで僕は相変わらずの使いっパシリぶりでした
そんなある日同じクラスの友達に
「俺、菜穂ちゃんの事好きだから菜穂ちゃんの好きな人を聞いて来てくれよ」と。
僕「あぁ……いいよ」と隣のクラスへ

僕「菜穂ぉぉぉぉ」

菜穂「なぁに?」


僕「ちょっと来て!あらたまった話があるんだ」


離れた渡り廊下まで菜穂を連れだした、なんか菜穂ニコニコしてた

僕「何、ニコニコしてんの?」

菜穂「こうやって誰もいない所で二人っきりとか久しぶりだね」


僕「そうだった?あ、そう聞きたい話だけど菜穂は好きな人いるの?」

菜穂「え!!!!!??うん、うんいるよ」

僕「え!?誰?」

菜穂「教えない」


僕「ヒントヒント!?」


菜穂「ヒントねぇ、あなたがとてもよく知ってる人」

僕「えっ?マジ?じゃ協力するよ」


菜穂「え?協力?協力はいいよ」

俺「じゃぁ言わないから教えてよ」


菜穂「やだ」俺「じゃぁひょっとして俺と同じクラス?」

菜穂「もぅ同じクラスに決まってるよ」


僕「やっぱりか!!やっぱりそうか、みなまで言うなじゃぁな」

すぐにクラスへ戻り友達に「お前の事が好きと思う」と告げ、その友達は菜穂に告白したがフラれてた
僕のクラスメイト振るなんてロクでもないヤツだ
菜穂はあれこれ告白されてたが全部断ってたみたい

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:36:09.79 ID:g1NIKjq0O
【中学2年生の時】
菜穂とはずいぶんクラスが離れた、僕が1組で菜穂が5組でした
恒例のマラソン大会があった。このマラソン大会は男子と女子が一緒に走る
菜穂はバレー部で走り速かったなぁ、学年で女子10位以内くらいだった
勉強は5位以内、どこまでも優等生な迷惑な幼なじみ
僕はビリじゃなければ満足です、最初だけ先頭集団に混じって目立ち
そろそろ手を抜こうとダラダラ走ってた時、菜穂が後ろから僕の隣に並んできた

菜穂「どうしちゃたの?ペース落ちてるよ?私に負けちゃうよ?」

僕「えっ?いいよ別に」 

菜穂「ダメだよ、負けたら嫌いになっちゃうよ?」

え?なんで?なんでだよ、なんで負けたら嫌いになられないとイケないんだ
ふざけんなああああ、菜穂に負けたくない負けたくない
僕はその一心で思いっきり走った心臓が張り裂けそうになりながら、それでも思いっきり走ってゴールできた。菜穂に勝った。。
酸欠で目の前が真っ暗になり運動場に仰向けで倒れた
しばらくすると






「おーい」
って僕のほっぺたをポンポンする人が来た。菜穂だった

俺「菜穂か、俺は菜穂には負けないよ」

菜穂「ほんとだね、すごーいよく頑張ったね」

菜穂「絶対運動神経いいと思ってた、私の負けだよ」とニコニコしてた

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:37:07.36 ID:g1NIKjq0O
…うそつけ、手を抜いたクセに
菜穂なんてロクなもんじゃない

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:38:54.24 ID:g1NIKjq0O
【中学3年生の時】
菜穂と同じクラスになった。
文化祭の時。
何かとみんなでワイワイするのが好きだった僕は脚本を書く役を買って出た。
どうせやるなら学校賞1位になりたかった
書いたのはとても変なお話だった。
「鶴の恩返しが現代なら」
しがない一人ぼっちのサラリーマンが都会の川原で鶴を助けた
しばらくすると鶴のように色白で美しい女性「お鶴」が家を訪れ
二人は恋に落ち一緒に暮らし始めた。なんか鶴の恩返しみたいだね…まさかね
そんな事考えながらサラリーマンはお鶴と一緒に暮らす事で生きる喜びを知る
しかしある日、男はお鶴の浮気を疑って見ないでと言われてた携帯を見てしまう
それは、人が人を疑う事を嫌った神様から与えられた
お鶴が人間から鶴へ戻ってしまう条件でお鶴は鶴に戻り空に羽ばたいていきました
お鶴のイメージと口調がうまく書けなかったので菜穂のイメージで菜穂の口調にするとうまく書けた
物語に抱き合ったりする場面がいくつもあり先生は大反対した
ロクでもない先生だ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:41:24.90 ID:g1NIKjq0O
【中学3年生の時】
秋になりそろそろ進路がどうのこうのと言い出す頃だった。
父ちゃんの体が悪くなり父ちゃん入院しちゃった
父ちゃんは元から体が強いほうじゃなかった。
才能ばかりある料理人で店でも立てれば行列できるほどの腕なのにすぐ体壊してダメになる。入院も初めてではなかった。
当たり前のように進学校へ行く菜穂にこう言った

僕「俺、高校行くの辞めとくわ」

菜穂「何言ってるの!?」

僕「父ちゃんが入院したから母ちゃんが大変になるから働く」

菜穂「ダメだよそんなの!!投げやりになってるだけでしょ!!」

生まれて初めて菜穂に真剣に怒られた。
菜穂はめちゃくちゃ泣いてた
「私がちゃんと勉強教えるから、お父さんが元気に退院した時にはちゃんとみんなみたいに笑って高校行ってる幸せなあなたでいてあげて。それが家族の為なんだよ!!」って
こんなに怒ってんのにとても菜穂が優しく感じて僕も泣いた
僕の泣き虫はあまり治ってなかったみたい
それから菜穂は毎日毎日勉強の猛特訓みたいに僕に勉強教えてくれました
菜穂も僕も志望校合格。ありがとう。でも僕は勉強が嫌いなんです
そんなに嫌いな事させる菜穂なんてロクなもんじゃない

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:43:33.74 ID:CAyZdGiU0
んでんでwwwwww

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:44:29.63 ID:g1NIKjq0O
【中学3年生の時】
卒業式。菜穂は相変わらず泣いていた。
相変わらず卒業生代表でピアノ担当だった。
また、すぐ泣くとからかいたかったけど今回はみんなバラバラになるからいいか。
僕はと言うと自分で制服のボタンを引きちぎりゴミ箱に捨て、自作自演の
「モテちゃってボタン完売しました。まいったなぁゴッコ」をしてた
するとまさかの菜穂に
「ボタンちょうだい」と言われた

僕「遅かったね、僕モテちゃってさぁボタン売り切れだよ」

菜穂「うそつき」って笑ってた

菜穂「あっ!腕のボタンなら売り切れじゃないね。腕のボタンでいいからちょうだい」

まぁいい、腕のボタンを引きちぎってあげた

菜穂「ねぇ写真撮ろうよ」

まーた人の思い出の写真に入ろうとする。まぁいいや。カシャッ
ボタンを引きちぎらせる菜穂なんてロクなまんじゃない

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:47:18.32 ID:g1NIKjq0O
【高校一年生の時】
進学校へ行った菜穂。普通の高校へ行った僕。別々の学校になった。
チビだった僕は中学でずいぶん身長がのび175cmになってた
そんな僕には高校に入ってすぐに彼女ができました。
黒髪だけどヤンキーさんでした。
ヤンキーさんは茶髪だとわかりやすいけど黒髪でヤンキーさんだもんなぁ。
この人がヤンキーさんとは気づかなかった
家の近くの自販機に行く時、二人で手をつないでたら前から菜穂が歩いてきた
「うわっ!!ヤベッ」あわてて手を離した。
時すでに遅し、菜穂にはしっかり見られてて
「プイッ」って顔をそむけられた。
あとから彼女とケンカになった

彼女「なんで手をふりほどくの!?あれ誰?」

僕「いや、ご近所さんいや友達、友達じゃないか、あ、え、あ」

手をふりほどく理由はうまく答えられなかった
ケンカの原因になる菜穂なんてロクなもんじゃない

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:49:36.56 ID:p+Vr1r8gO
俺にも幼なじみがいるが兄妹みたいに育ったから性の対象にみれない
毎週土曜日に泊まりにきて一緒に寝るけど相手体重が俺の二倍あるから邪魔

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:50:09.32 ID:g1NIKjq0O
【高校1年生】
その彼女はやっぱりヤンキーさんでした
付き合う友達が悪くなり彼女は学校辞めて生活も荒れてたようです
あれこれややこしい付き合いも増えたみたいで半年経つ頃には新しい彼氏ができてフラれちゃいました。
ボクシングやってる先輩だってさ
何故かその先輩に呼び出されて、僕が彼女と付き合ってたからって言う理由で稲妻のような強烈ボディブローをくらった。ボクシングなんて大嫌いだ
フラれてしょんぼりしてたら家の前で菜穂に出会った

菜穂「あれれー?あの可愛い彼女さん最近見ませんね?」(可愛くはない)

うちの妹と仲がいい菜穂は全ての情報が行き届いてるんだどうせ。

僕「あ、諸事情がございましてフラれちゃいました(笑)」

菜穂「そうなの?落ち込んでんの?」

僕「いや、落ち込んでませんよ(笑)枕を涙でぬらす日々が続いてるだけですよ」

菜穂「あはは、ヘコんでんじゃん。なんなら私が付き合ってあげようか?」

こいつ何を言っているの?哀れみ…?

僕「いえ、僕は一生、彼女はいらないのでいいですよ。またボディブローくらいたくないので」

菜穂「へぇ、痛かったね。じゃぁご飯作ってあげようか?」

僕「いらない」

菜穂「…そぅ」

僕「あ、あの、明日のお弁当作ってください」

菜穂「うん、いいよ」 

次の日の朝、菜穂に渡された弁当はのりがドキンちゃんで恥ずかしかったけど嬉しかった
高校生男子の弁当のノリをドキンちゃんにする女にロクなヤツはいない

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:52:42.05 ID:g1NIKjq0O
【高校1年生の時】
それはバレンタインデーの日
家に帰ったら菜穂がいた。うちの母ちゃんと妹と遊んでたらしい。
菜穂はうちの家族でも人気者で、

母「菜穂ちゃんが子供だったらよかった」とか

妹「菜穂ちゃんみたいなお姉ちゃんが欲しかった」という言葉がよく飛び交ってる

頼むから僕んちで僕より人気者にならないでほしい
僕にはチョコレートを持ってくれたらしい。
菜穂が帰ってから食べたけどよくできたチョコレートでした。
砕いたコーンフレークみたいなのが入っててガリガリしておいしかった、コーンフレークかは知らないがうまけりゃ何フレークでも構いやしない。
キレイな紙みたいな物をイカソーメンみたいに切って鳥の巣みたいにクッションにしてチョコレートを置いていた
この紙みたいなのも何本か食べたけど、これは本当に紙だった
幼稚園の時に続きまた食べれない物を食わされた
この時、実は紙の下に一通の手紙が入ってたらしいが気付かずに捨てた
手紙が入ってたなんて聞いたのはずっとずっとずっと後の話になります
気付かずにごめんなさい…
と謝らないといけない入れ方するようなヤツにロクなヤツはいない

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:52:59.86 ID:tFHMWNsgO
まさかこんなところで自分の名前発見する日がくるとはww

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:54:35.90 ID:g1NIKjq0O
>>56

あなたも菜穂さんですか?
よければ僕の幼なじみの菜穂のお話聞いてくれるとありがたいです
よろしくお願いします

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:55:04.63 ID:g1NIKjq0O
【高校2年生の冬】
この頃になるとようやく自分の携帯を持ち菜穂とよくメールした。
ある事、ない事、馬鹿な事。
内容なんてどうでもよかった
ただメールがしたかったから毎日のように、2件隣の家に向けて送信してた
何をそんなにメールする事があるのだろうと言う程メールをしてた
1度あまりにメールが遅いからわざわざ2件隣に行って
「何してんの?メール遅いよ!」って催促に出掛けたらお風呂上がりの菜穂がパジャマで「ごめんね、お風呂入ってた。メールすぐ返すね」って。
なんかお風呂上がりの菜穂にドキッとしたのをよく覚えてる
1月の僕の誕生日には呼び出された
「いつも寒そうなマフラーしてるから買ってきた」って当時流行ってた長いマフラーくれた
今見ると毛布みたいだけど当時はカッコよくて自慢のマフラーだった
よく
「巻き方がめちゃくちゃすぎるからちゃんと巻いて」と菜穂に指摘を受けました
お返しは仏壇に供えてた塩ようかんを持っていったが微妙な顔をされた。
ご先祖様にあげる物をあげて喜ばないとか
どうしようもなくロクでもないと思う

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 20:57:48.78 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生の春】
父ちゃんがタヒにました。
突然でもなかった。
もうみんながそれぞれに、そろそろって覚悟ができてたんだ。
学校から帰って、家でゆっくりしてたら病院に駆けつけた妹から
「父ちゃんタヒんだよ、病院にいるから…」って連絡が入ったけど僕は「行かない」って言った。
父ちゃんがタヒんだのはわかったけど、どうしても受け入れたくなかったから自分の部屋にいた。
誰にも悲しい顔なんてしたくなかったんだ。
父ちゃんが無言の帰宅をした時、菜穂の家族も家に来た
鍵を掛けてる二階の俺の部屋からも菜穂も菜穂の両親も泣いてたのがわかった
俺の親父がタヒんでそんなに悲しんでくれんだな。優しい人達だ
ありがとう
ただその時はそう言えるほど大人じゃなかった
ロクでもない気持ちでいっぱいだった。

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:00:18.10 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生父ちゃんの葬式】
そうやって悲しい時には悲しい表情ができる素直な人達とは違い、当時の僕は部屋で一人
「親父のバカバカ、クソ親父」ってつぶやきふてくされていた
母ちゃんが部屋の前に来て「今から近くの公民館で葬式だからスーツに着替えておいで」
僕「いやだ!俺は行かないよ」って意地を張った
母ちゃん「そう…今はそれでいいよ、だけどいつか必ず父ちゃんに手を合わせてあげて」
いつも怒ってる母ちゃんがこうして優しかったから涙が止まらなくなった
何も言い返さなかった。
みんながバタバタと家から出て行く中、一人だけ戻ってくる足音があった
すぐ誰だかわかった。菜穂だ。
菜穂は僕の部屋の前に立ち泣きながらこう言った

菜穂「ねぇ聞いてる?あなたのお父さんは一人しかいないんだよ?情けない長男だね!そんな一人しかいない大切なお父さんのお葬式にいかないでどうするの?
色々と考えた事があるんでしょうけど、今はそんな事全部我慢して行ってあげなよ」
って

菜穂は泣いてたけど僕なんかもっと泣いていた
ロクでもない状況だ

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:02:40.35 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生父ちゃんのお葬式】
だから、菜穂には泣いてるってバレないように精一杯明るい声で
「あ…あーわかってるよ、今、行こうと思ってたんだよ、すぐに行くから先に行っといてぇ」って言った。
さぁ泣いたってバレないように、顔洗って行かないと
菜穂なんて…菜穂なんて…
人んちに勝手にあがって来るし、そして母ちゃんより俺の事わかってるし、優しいしいい子だし
ほんとロクでもないヤツだ。

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:04:17.05 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生父ちゃんの葬式】
葬式場に行く事にはなったが喪服はしめっぽくて着るのが嫌だった
ジーパンにシャツに帽子深かぶりで行った。
何もかも受け入れ難くて今考えるととても恥ずかしい。
葬式場につくと目一杯明るい声で
「ちわーすっ!!遅れてすみませーん」って泣いてたのがバレないように明るく言った
「親父なんかドライアイス詰められてシューアイスみたいだね」とか言って明るさを装った
こんなにもふざけてると菜穂の父ちゃんにぶん殴られるかと思ったけど、この日はこんな僕に何も言わないでいてくれた。
菜穂が優しいのは両親ゆずりなんだな。
菜穂はずっとずっと僕の隣にいてくれた。
こんな優しい菜穂なんてロクなもんじゃない

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:06:34.35 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生父ちゃんの葬式】
しかし、そうやって明るく装うのもすぐに間がもたなくなった
たまらず、退席して一人で裏の公園に行きで泣いていた
「バカ親父!バカ親父!バカ親父!また体良くして店やるって約束したじゃないか!
嘘つき!嘘つき!病院で一人、一生懸命料理のレシピ書いてたクセに全部無駄になっただろ!嘘つき!嘘つき!嘘つき!バカ親父!」
って泣いていた。
すると菜穂が来た。
僕は泣いてるのが恥ずかしくて逃げようとした
じゃぁ
「待って」そういって菜穂が駆け寄って来てくれた。
菜穂は何も言わなかった。ただただ泣きながら僕の服の袖をギュって掴んでいてくれた

俺「親父、もっと生きるって約束したのに嘘つきなんだ!嘘つきなんだ!」ってすごい泣いた

菜穂「…うん、うん、悲しいね、悲しいね」
菜穂もすごく泣いた

菜穂「でもね…こうして2人で泣いてたらお父さんに笑われちゃうんだよ
だから、負けちゃダメなんだよ。お父さんいなくてもね、立派になるんだよ
負けちゃダメなんだよ」
って言ってくれた。

その言葉はすごくひねくれていた僕の心に真っ直ぐに響いた
菜穂は同級生。
いつも菜穂ばかりがしっかりしてちゃいけない。僕だって…
涙を拭いて、僕は
「わかった、俺父ちゃんがタヒんだ事にも、父ちゃんにも負けない。だから勉強して大学行く、だから勉強教えて欲しい」と言った。
菜穂「うん、えらいえらい初めて自分から勉強頑張るって言えたね、頑張ろうね」って頭よしよしされた。
同級生をよしよしするヤツなんてロクなヤツじゃない

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:10:01.78 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生父ちゃんの葬式】
父ちゃんは1日家で寝て、次の日には灰になりました。
父ちゃんがいなくなって1番悲しいのも1番大変なのも母ちゃんだ
もう僕がいつまでもスネていられない。
次の日僕はちゃんと喪服を着て火葬場に行った
一通り行事が終わったあと、みんなに集まってもらった。
こんなダメな長男だけどちゃんと挨拶がしたくて。
「皆様、今日は父ちゃんの為に集まって頂いてありがとうございました。
父ちゃんは若くしてなくなってしまい。大変な人生でしたが
生前、これだけ多くの人達に囲まれて幸せだったと思います
それも、皆様一人一人のおかげだったと思います。ありがとうございました」
って
菜穂の父ちゃんは挨拶を聞いて泣いてくれた
「こんな立派な息子になってお父さん喜んでるよ」って。
昨日あんな態度だった僕なのにこんな優しい言葉かけられて嬉しかった
菜穂は少しだけニコニコして小さく小さく僕だけにわかるようにパチパチパチと指先だけで拍手してくれた。
葬式の挨拶で拍手は間違ってない?菜穂。
礼儀作法を間違えるヤツなんてロクでもない
本当に大好きだ菜穂

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:13:04.26 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生の夏】
それは夏休みが始まって間もない7月の頃だった。
菜穂から電話がかかって来た

僕「なに??」

菜穂「なに?じゃないんですけど?え?なに?ってなんですか?」

僕「え?なに?ってなんですかってなんですか?」

菜穂「なに?ってなんですか?ってなんですかってなんですか?」

僕「いや、何ってなん…(略)」

菜穂「なに?じゃないよ、勉強!!一緒に勉強するよ」

僕「えー勉強?やだ!!」

菜穂「やだじゃないの!!約束したじゃない!!もぅ…いいから」

と言って勝手に電話をブチ切りしたかと思えば次は勝手に家に来た
僕の部屋のドアの向こうに立つ菜穂に僕は「え!?なに?」と言った

菜穂「今から学校の教科書とノート全部まとめてうちに来て今日から勉強だよ」

僕「だからやだって」

菜穂「やだじゃないよ、そんな事言ってると勝手に部屋に入るよ?」

僕「やだやだやだ、それはもっとやだ」

菜穂「じゃぁ言う通りにして」

僕「かぁちゃぁぁぁん!!人さらいが来ましたよぉぉ!たすけてくださぁぁぁぁい」

すかさず菜穂が

菜穂「おばさぁぁん大切な息子さんお借りしますねぇぇ!!」

母ちゃん「ハイハイどうぞどうぞ、別に返さなくていいので持っていって下さい」

しぶしぶ用意を始める。
人の母ちゃんまで味方につけるなんてロクでもない

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:14:56.62 ID:g1NIKjq0O
【高校3年生夏。菜穂の家】
言われた通り学校の教科書とノートを全部持って菜穂の部屋に。
俺の狭い部屋とは違い広い菜穂の部屋は快適空間でとても落ち着いた
そんな中、菜穂は教科書とノートをチェックしていた。
ノートを持って来たはいいがノートなんて落書きしか書いてなかった

菜穂「ねぇ?なんなのこれ、落書きしか書いてないんだけど?」

僕「うん、そうだよ、俺は適当にアドリブでなんとかなっちゃうからノート取らなくていいんだ」

菜穂「もぅ、大学受験なんて適当じゃ無理だよ?大学行くって約束したよね?」

僕「はい」

菜穂に新しいノートを買わされる。
こうして毎日毎日毎日毎日毎日朝から晩まで勉強の夏休みが始まった
夏休みは勉強しなくていいから夏休みって言うのに
勉強ばっかりって…夏休みの意味がわかってない菜穂はロクでもないヤツだ

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:16:27.79 ID:tnDxAGUrO
こんな幼なじみはアニメくらいだぜ…


>>1
がこんな幼なじみを持っているならなら大事にしたほうが良い

そういう俺もクリスマスに幼なじみに告白しようか迷ってるんだけどね…

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:17:07.73 ID:g1NIKjq0O
>>76

頑張ってください
応援しております

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/11(土) 21:19:55.52 ID:tnDxAGUrO
>>77

ありがと

俺もまた幼なじみは優等生だからね

良い幼なじみを持つと苦労するな

引用元:https://www.logsoku.com/r/2ch.net/news4vip/1292064768/
【後編はこちら】

1000: 名無しさん@HOME

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コメント

  1. 1 噂の鬼女様 2018年04月13日 20:23 id:zcuX9Axh0
    DTのラノベ妄想ほんと気持ち悪い
    しねばいいのに

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