567:名無しさん@HOME2007/03/20(火) 11:14:23
かなり長くなります、失礼します。
もう別れてだ数年以上たつ、元エネ夫の話。

とにかく、元エネ夫は自分の実家が一番だった。
正月・GW・春・夏・正月休みは全部義実家に連行された。
新婚当時はそんなものなのかと、思っていたが
周りの話を聞くと、そうではないらしい事を知り、
旦那に私の実家にも行こうと言うと、
「お前は俺の家の人間になったんだから」と。




有無を言わさず、休みの日は義実家に連行された。
逆らえば叩かれるし、その後グチグチ言わるのがいやになり、
連行される事に素直にしたがってしまってた。 

そして、例によって元エネ夫はママンスキー。 
ウトよりも、ママンが言うことは、すべて正しいと思っていた。 
すこぶる長男教のトメは、長男の元エネ夫が大好きだった。 
そして、孫にあたる長男の息子も同様、
しかし、娘はそうではなかった。
というか、あからさまに差別してた。 
嫁の自分と娘の食事の差、誕生日等の差、扱いの差が 
年々に酷くなっていく、元エネ夫と元トメ。 
息子にはマウンテンバイク、
娘にはトメのお古の料理の本って 

なんだそのクリスマスプレゼントは!!と言うこともあった。


568: 567 2007/03/20(火) 11:15:20
私はともかく、娘に対しての差別は許す気は無く
(元トメなんかに誕生日祝って欲しくなかったし)、
元エネ夫とこの状況ではいけないと何度も話し合うが、
まったく無意味だった。 
自分の主張が危うくなると、最終的には大声で怒鳴って
壁に八つ当たりしてこっちが何もいえなくなるまで暴れてた、元エネ夫。 
元トメにも、2・3度か話し合ったが無意味。 
むしろ、倍の嫌味で返されたのでその後二度と相談はしなかった。 
息子がそんな環境にいながらも長男教に染まる事はなかったのが 
救いだったが、こんな状況ではいけないと娘の事も実家の事も、 
いつか分かってくれると思い、何度も何度も話し合った、が。 
何度目かの話し合いのときの、元エネ夫の言葉できれた。 

「女に金をかけたって意味がないだろ、所詮」 
「かーちゃんの言うとおりにしておけば、いいんだってお前らは。」 

これでも、元エネ夫とは同級生同士で、
それなりの恋愛をして結婚したと思っていたのに、
所詮扱い、しかも自分の子にすらそんな考えを持っていたなんてと、
改めて元エネ夫の脳味噌をこねくり回したい衝動に駆られ、大喧嘩をした。 
結果、
「そんなにいやなら俺の家に来なければいい、困ればいい!」 
というありがたい言葉を頂くことになり、実行する。 
元エネ夫が義実家に行くときは、私は実家に行く事にした。 
子供たちに私の実家に行かないかと誘うと、喜んでついてきた。 
自分の実家にいずれ涙を流して土下座して
許しを請いにくるだろうとたかをくくっていた元エネ夫。
(実際言っていた、阿呆だな。) 


569: 567 2007/03/20(火) 11:16:17
だが実際には、私はこれっぽっちも困らなかった。 
というか実家は快適そのものだった、
差別もない、見下されもしないし、 
自分の作った料理を美味しいと言って食べてもらえる嬉しさ、
昼下がりに子どもたちとぼーっとする楽しさ、
すべてにおいてよかった。 
子どもたちも同じで、
「今までずっとあっちのばーちゃんち行ってたんだから 
こんどからこっちのばーちゃんちにその分、遊びに来よう」
といっていた。 

何度か繰り返すうち、目論見が外れた元エネ夫が焦り始めてきた。 
「早く謝らないと、親戚に何か言われても困るのはお前だぞ」 
とか行っていたが、
「親戚が何を言おうと、私は何も困りませんが」と返しておいた。 
子どもたちも、元トメが寂しいっていってたぞ~などと言っていたが、 
「今まであっちのばーちゃん家(私の実家)に行ってない分、
ばーちゃんも寂しかったと思うよ、
今までの分あっちのばーちゃん家に行く」と。 
しまいには、
「絶縁されてもいいんだな!」とか言ってきたが
それはむしろ願ってもない事だったので、
「ええ、もちろん!」と笑顔で言ってしまったよw 
顔色がくるくる変わる元エネ夫の顔が面白かった。 
そして、物に八つ当たり、怒鳴り散らし、
私が要求をのまない事を悟ると
外に出て夜まで帰ってこない、
そんな事の繰り返しが何度かあった。 
もう、この人は夫としても、父親としても、だめだと思い、
離婚の準備を始め、子どもたちにも離婚をするかもしれないと伝えた。 


570: 567 2007/03/20(火) 11:17:25
いろんな準備が済み、
いざ離婚を切り出すとキョトーンとしてる元エネ夫。 
どうして離婚されるのか、分からないらしかった。 
理由を述べて、分かりやすく箇条書きにして話をしたのにもかかわらず、 
意味が分からない、お前は一人じゃ生きていけない女だとか言っていた。 
そして暴れて怒鳴って、離婚しねーよといいながら私は、顔をグーで殴られた。 
(勿論、それも離婚の材料の一つにさせてもらった。) 
準備をしていた荷物を持って、子どもたちと実家に避難し、
後は弁護士に対応をお願いしてもらったが、
どうも元トメが色々暴走しているらしかった。 
よくあれに耐えてこられましたね、これは独り言ですけど・・・と、 
弁護士さんが独り言を言っていたのが印象的だったw 

離婚まであと少しという所で、元エネ夫が職場の前で待ち伏せしていた 
事があった、一度でいいから話し合いをしようとかなんとか。 
もう接触すんな!という話を弁護士さんから聞いていなかったんだろうか。 
とため息をついていると、テンプレのような土下座を元エネ夫がし始めた。 

「俺はお前の為を思って、良かれと思って。」 
「そんなに嫌なら、俺に言ってくれれば良かったんだ」 
「俺の母親がいやなら、もう会わなくていい、行かなくていい」 
「だから、家族で暮らそう。家族が揃う事が、何よりも幸せなんだ」 
「戻りづらいだろうから、迎えに来てあげたよ、帰ろう」 

無視してタクシー拾って、家に帰った。 
弁護士さんに、その日の事を連絡して
もう二度と現れんなと強く言ってもらった。 


572: 567 2007/03/20(火) 11:22:51
後日、元トメが息子の前に現れたらしい。 
寂しいから、孫君だけでもおばあちゃまのそばにいてちょうだい、 
息子ちゃんが怒って、最近来てくれないの、寂しいのと、泣いてたそうだ。 
息子は「不審者だ!」と言って、走って逃げたそうだ。 
それも、弁護士に報告しておいた。
二度とスンナと言って欲しいと伝えておいた。 

その後、テンプレのようなはがきが元エネ夫から届いた。 
弁護士の言葉は、どうやら脳味噌と交信されないように
なっているらしい。 

「君がいないと、僕は何も出来ないんだ。 
 君が入れた、味噌汁が恋しいよ。」 
「この前親戚の人達がきて、母の料理を食べて 
 言ったんだ、嫁さんの料理が一番おいしかったって。 
 ああ、今ならなぜあの時母の暴言を止めなかったんだろう…」 
「もし、やりなおせるなら帰っておいで。怒らないよ。 
 むしろ僕を怒ってくれ。君にはその資格があるから…。」 
「○○(私の名前)、息子、娘…皆大事です。ずっと待ってます。」 

ほかにもなんか、米粒並みの文字で書いてあったが、目が 
滑って読めなくなったので、弁護士に渡して、もうスンナ(ry 
もう一日でも早く、離婚したかった。 
電話もメールもすごかったが、とにかく放置。 
一度も連絡し返さなかった。(それも弁護士から強く言って(ry) 

574: 567 2007/03/20(火) 11:26:47
で、半年弱かかってようやく離婚が決定した。 
職を持っていたことと、子どもたちが希望した事で
親権は二人とも私が持つ事になり、実家も出て
子どもと3人で暮らすようになり(もちろん住所は教えない)、
それなりに暮らしていた。 

そして私は、今年再婚しました。 
先日、故郷で同窓会あったのだけれども、私は参加できなかった為、 
参加していた離婚の詳細を知ってる私の友人から、
お土産話を聞いていたのだけれど、
そのお土産話の中で、元エネ夫が私の再婚話を聞き 

「ずっと待ってたのに…!」 

と言ったので、
思わず「それはないw」と突っ込んでしまったよ、との話を聞いた。 
離婚だとかそんな話はすぐに広まってしまう、小さな町だったので、 
私と元エネ夫とのDVやら嫁姑問題やらそんな話が面白おかし 
く広がっているらしく、そんな所に嫁に行きたいという人はおらず、 
外国からもお嫁さんを迎えるも、今は独身らしい、元エネ夫。 
友人情報で、元トメが元エネ夫に再婚相手を躍起になって
探しているらしいが、梨の礫状態だそうだ。 
しかし、待ってただなんて、どの口がいうんだか。 
エネ夫の思考は、何年たってもわからない。 
が、今は幸せだからどうでもいいやと思う次第です。 
長文失礼しました。 

575: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 11:43:39
うはーーー! 
お疲れ様でした。よく頑張ったよ。 
なんとなくなんですが、エネ夫実家は農家ですか? 

576: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 11:44:48
ああ、痛快な話をありがとう。 

578: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 11:50:08
GJ! 
息子さんが三文安にならずまっとうに育ってよかった! 
娘さんもきっとそんなババや父親に二度と会いたくないだろうね 

579: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 11:53:03
うわぁ、本当に乙でした。 
今は幸せでなにより。 
テンプレハガキ読んだ弁護士もorzだったろうね。 

580: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 11:55:19
>息子は「不審者だ!」と言って、走って逃げたそうだ。 

ここで激しくワラタ。トメは孫にも嫌われていたんだねw 

581: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 11:55:20
また一つエネ夫迷言がw 

「怒らないよ。むしろ僕を怒ってくれ」ってwww 
どこまで自分に酔えば気が済むんだろう 

583: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 12:14:13
乙でした 

「そんなに嫌なら、俺に言ってくれれば良かったんだ」 
何度も話し合おうとしてたのに orz 

やっぱり最終段階までこないと妻の訴えは
エネ夫の中では脳内スルーなんだな 

586: 567 2007/03/20(火) 12:21:58
gjありがとうございます。 
エネ夫の脳味噌は、荒い目の砂金取りのようになってるみたいですよ。 
自分にとって有利な、目前の大きな事しか大事とは、とらないんですよ。 
それこそ、一番汲み取ってほしかった小さな事はボロボロ落とすんです。 
自分で落としたわりに、その事に気がついてない。 
その事に気がついていたならば、もっと違う運命になっていたかな、と 
時々思う事があります…まぁ、もう遠い昔の出来事のような感じに 
なってますが…w 


>>575さん、元エネ夫家は普通のサラリーマン家庭でしたよ。 
ただ、物凄く元ウトの存在が薄い一家でした。 
元トメがとにかく仕切って、あーするこうする、だからあんたは車だして! 
というと、ウトは文句もいわず足代わりになる、
元トメがナビしてるのに、道を間違えると元ウトに怒鳴って当り散らす、
なすがままの元ウト、そんな感じで。 

元エネ夫には、妹もいたのですが短大卒業後、家を出たらしいです。 
私が元エネ夫と結婚している間、一度もお会いする事はなかったです。 
元エネ曰く、「家を捨てた女」だったらしいですが、
今なら帰ってこない理由も納得できます、
幸せでいて欲しいとすら思います。 

>>581さん、はがきにはとんだ迷言ばかりでしたよw 
「君になら、殴られても構わない」とかなんとか。 
今まで散々暴れてた事の謝罪のつもりかなにかしらないけれど、 
ただひらすら気持ち悪いの一言でした。 

587: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 12:59:10
自分の娘にすら見放される元トメ。 
ま、女にゃ金つかわん。使えるだけ使うだけを嫁だけじゃなく、 
娘にも長年行使していたんだね。 

お疲れ様です。 
お幸せに。 

591: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 13:44:06
「女にゃ金使わん」を女のトメがやるんだからすごい。 
自分は男だとでも思っていたのでしょうかw 

とにかく、そんな一家と縁が切れてよかった。乙でした。 

594: 名無しさん@HOME 2007/03/20(火) 14:01:30
>>ああ、今ならなぜあの時母の暴言を止めなかったんだろう… 

ここで噴いた。 

散々、勝手な事(本人には普通の事なんだろうけど)抜かしておいて、 
どの面下げて、こんなセリフを吐けるのか。
どの面だ。あんな面か。 
全く持って許しがたいが、>>567さんが幸せになったのなら、それでいい。 
本当に乙。 




引用元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/live/1173708116/

1000: 名無しさん@HOME
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